青年団リンク キュイ
専属の俳優を持たない、プロデュース・ユニットとして活動中。劇作を綾門優季が担当し、外部の演出家とタッグを組みながら創作するスタイルを基本としている。戯曲は「攻撃的で文語的なセリフ回し」「震災、テロ、無差別殺人など、突発的な天災・人災に翻弄される人々の様子を主なモチーフとすること」を特徴とする。
綾門優季(あやと・ゆうき)
1991年生まれ、富山県出身。劇作家。青年団リンク キュイ主宰。2011年、キュイを旗揚げ。
2013年、『止まらない子供たちが轢かれてゆく』で第1回せんだい短編戯曲賞大賞を受賞。2015年、『不眠普及』で第3回せんだい短編戯曲賞大賞を受賞。2019年、『蹂躙を蹂躙』で第10回せんがわ劇場演劇コンクールにて、劇作家賞を受賞。
『文學界』「新人小説月評」(2021−2022)、『現代詩手帖』「闇雲に言葉を選ばないで」(2020−2022)、『ユリイカ』「現代口語演劇と、あまり関係のない現代口語」(2022年8月号)など、批評家としての活動も盛んに行う。